京都の祇園祭では最大のみどころ、前祭の山鉾巡行が行われました。

日本三大祭りの一つ、京都の「祇園祭」。17日は祭のハイライトである前祭の「山鉾巡行」が行われました。

列順の5番目にやってきたのは、500年以上の歴史を持つ、「函谷鉾」。鉾の上からは、囃子方が奏でる「祇園囃子」が聞こえます。

さかのぼること約1か月前、「函谷鉾」の囃子方に新たな仲間が加わりました。

小学6年生の打田航琉さん。憧れの囃子方になれることに夢を膨らませます。

(打田航琉さん)「不安だけどやるのが楽しみです」

7月1日、祭の無事を祈願する「吉符入り」が行われ、いよいよ祇園祭が始まります。

「吉符入りのお囃子を始めます。よろしくお願いします」

本格的な稽古が始まりました。入会したばかりの打田さんも浴衣に袖を通し、おぼつかない手つきで、「コンチキチン」のリズムを刻む「鉦(かね)」を叩いていました。

(打田航琉さん)「全部リズムがちょっとずつ違うから、そのリズムに合わせてたたくのが難しい」

若手を指導する先輩たちは「祭り」に並々ならぬ思いを持っているようで…

(笛方 菊池則雄さん)「1年は祇園祭に始まって祇園祭に終わる。お祭り男はそういうもんです」

練習を重ね、迎えた17日の「山鉾巡行」。

ついに動く鉾の上でのお囃子です。若手からベテランまで37℃に迫る暑さにも負けず、祇園囃子を響かせました。

動く鉾の上で、初めてお囃子を奏でた打田さんは。

(打田航琉さん)「最初よりもだいぶ叩けるようになっていたのでうれしかった。もっとうまくなって今回よりも長く叩けるように頑張りたい」
(笛方 菊池則雄さん)「きょうは120点です!文句なし」