「ひと言で言えば好意があった」「一緒になれれば、お金は返ってこなくていい」
検察官に「どんな気持ちでお金を渡していたのか」と問われると、男は次のように話した。
加藤被告「ひと言で言えば好意があったからです。付き合って1年してから、”婚姻届”を記入しました。ゆいからも『将来の旦那だろ』と言われていたので、そのために頑張って働いていた。一緒になれれば、お金は返ってこなくていいと思っていた」
二人の間には、将来を約束するかのように”婚姻届”が交わされていたという。加藤被告は自身の判子も押していた。「結婚できる」と思っていたのだ。
逮捕・起訴され、己の人生を破滅させられてなお、「市橋被告への好意に変わりはない」とはっきりと述べている。
しかし、その一途な想いは、のちに証言台に立った市橋被告の手によって踏みにじられることになる。














