2歳の娘を虐待するなどして死亡させた罪に問われている両親の裁判で、検察は拘禁刑9年を求刑しました。
起訴状などによりますと、和歌山県紀の川市の建設業・平晴流被告(26)と妻の菜々美被告(26)は長女の流菜ちゃん(当時2)に暴力をふるってあごにケガをさせ、極度にやせた状態になっていたにもかかわらず、医師の治療を受けさせず死亡させた罪に問われています。
死亡したときの流菜ちゃんの体重は約6kgで、標準的な2歳児の半分程度だったということです。
これまでの裁判で2人はともに起訴内容を認めていました。
8日午前に開かれた裁判で、検察側は「両親から暴力を振るわれ、十分な食事も与えられず、苦しみと絶望の中で死を迎えたその結果は重大」などとして、2人について拘禁刑9年を求刑しました。
一方、弁護側は「真摯に反省している」として、菜々美被告に拘禁刑7年を求め、「菜々美被告の暴行を止めていた」として晴流被告に拘禁刑6年以下を求めました。
その後の最終陳述で菜々美被告は「流菜に心から謝罪をします。私は母親でありながら、流菜の体だけでなく、心をも深く傷つけてしまいました。一生詫び続け、償い続けていきます」と述べました。
夫の晴流被告は「成仏できるように罪を償い、娘の無念や思いを背負い続ける」などと述べました。
判決は今月15日に言い渡される予定です。











