7号・8号の「ダブル台風」が6月27日に接近する見込みですが、近畿地方はすでに大雨に見舞われています。

京都市の中心部を流れる鴨川。普段は穏やかな流れですが、停滞する梅雨前線と台風の接近に伴う大雨で26日は、濁流になっています。

「すごい勢いの水でびっくりしています。朝から雨も強かったし」

鴨川・高野川(京都市)や寝屋川(大阪府)流域に一時「レベル4氾濫危険警報」が発表されるなど、各地で増水が見られました。

大阪市で26日午前6時までの1時間に40.5mmの雨を観測。生駒山では午前7時までの1時間に52.5mmの非常に激しい雨が観測されるなど近畿各地で大雨となっています。

その影響で、奈良県生駒市では15軒が床上浸水。床下浸水も数十軒にのぼるとみられています。

(床上浸水した人)「ここから全部浸かっている。20cmから30cmくらい。川がこっちに来ている」
(床上浸水した人)「この辺まできましたね。ここ水浸しになったんで。どうしようと思って子どももいるし。水の勢いがすごかったので避難できないなと思って」

滋賀県大津市では裏山の一部が崩れ、住宅2軒に土砂が流れ込れこみました。けが人はいないということですが、道路にも土砂やがれきなどが散乱していて通行が困難な状態です。

(隣に住む人)「ものすごくがれきが崩れる音がした。そしたら崩れ落ちていて崩れるとは思ってもいなかったですね」

大阪・生野区では、大雨の影響で道路がせり上がりがれきや泥が散乱しています。26日午前6時ごろの映像を見ると、激しい雨が振り、地面が隆起して舗装が剥がれています。

下水に大量の水が流れ込んで複数のマンホールから水が吹き出した影響とみられています。市は、復旧作業を行う予定ですが、完了のめどは立っていないということです。

一方、京都府精華町は26日午前8時すぎ、大雨で土砂災害が発生したとして、東畑地区の239世帯、529人を対象に危険度が最も高い警戒レベル5「緊急安全確保」を発令しました。がけ崩れは町内3か所で起きました。

近畿各地で6月27日にかけて雨が強まる見通しで、引き続き大雨への警戒が必要です。