兵庫県たつの市で母親と娘が殺害された事件で、死亡した母娘の自宅から容疑者の血痕が見つかっていたことが、捜査関係者への取材でわかりました。

 5月、たつの市の住宅で田中澄恵さん(74)と娘の千尋さん(52)が殺害された事件では、公開手配されていた大山賢二容疑者(42)が遺体で見つかり、警察は、母娘を殺害した疑いで容疑者死亡のまま書類送検する方針です。

 母娘の自宅では澄恵さんは玄関付近で、千尋さんが廊下で、それぞれ血を流して倒れていましたが、捜査関係者によりますと、大山容疑者の血痕も見つかっていたということです。自宅には血のついたスリッパが残されていて、台所などに移動した形跡もあり、大山容疑者がスリッパをはいて歩き回った可能性があるということです。

 また、大山容疑者がかつて住んでいた家からは、平仮名で「しねん」と書かれた紙きれが見つかったということですが、いつ誰が書いたものかは分かっていません。