兵庫県にある、室町時代に建てられた2つの民家が国宝に指定される見通しとなりました。

 国宝に指定される見通しとなったのは神戸市北区の「箱木家住宅」で、14世紀ごろに建てられた「現存する最古の民家」とされていて、当時の有力者の生活をうかがい知ることができると言います。

 国宝に指定されるとの知らせに当主は…

 (第51代当主 箱木眞人さん(94))「昭和52年(1977年)まで住んでいた。(国宝を)守っていくのは大変」


▼姫路市「旧古井家住宅」も国宝指定へ

 また、姫路市安富町の「旧古井家住宅」も国宝に指定されることになりました。

 15世紀の建物で、かつての景観を今に伝えます。

 (姫路市文化財課担当者)「姫路城だけではないと。ここにも国宝級の文化的な建物があるということで非常に喜ばしい」

 国の文化審議会はいずれも民家建築として「文化史的な価値が極めて高い」と評価していて、民家が国宝に指定されるのは全国で初めてだということです。