乗客106人が犠牲となったJR福知山線脱線事故からきょう4月25日で21年。事故現場では追悼行事が営まれました。
事故現場に整備された「祈りの杜」では追悼慰霊式が行われ、遺族や負傷者など342人が参列し祈りをささげました。
2005年4月25日、JR福知山線の快速電車が制限速度を大幅に超えてカーブに進入して脱線しマンションに激突。乗客106人と運転士が亡くなり、562人が重軽傷を負いました。
発生から21年が経つなか、式典に参列した遺族らは…
(次男・昌毅さん(当時18歳)を亡くした 上田弘志さん)「安全になったって思えるように、本当に反省して努力をしていってほしい」
(1両目で重傷を負った 福田裕子さん)「風化するというのはどういう意味なのか、個々人が自分で考えて行動していく必要がある」
一方、事故を起こしたJR西日本の倉坂昇治社長は鉄道の安全のため努力することを改めて誓いました。
(JR西日本 倉坂昇治社長)「どれだけ時間が経過しようとも、この事故を風化させることは決してございません」
去年12月には事故車両の保存施設が整備されましたが、遺族や負傷者、JRの社員らを除いて、一般には非公開となっています。
遺族や負傷者の高齢化も進み、事故の教訓や経験をどう継承していくかが課題となっています。











