鹿児島県鹿屋市の中西茂市長は12日、海上自衛隊鹿屋航空基地へのアメリカ軍無人偵察機の一時配備の受け入れを容認したことについて、基地周辺の住民に説明しました。会では安全対策強化を求める声が聞かれました。
(鹿屋市 中西茂市長)「市議会全員協議会で容認もやむを得ないと表明した」
防衛省は、アメリカ軍の無人偵察機「MQ9」8機を鹿屋基地に一時配備し、アメリカ軍関係者最大200人程度を市内のホテルに宿泊させる方針で、「今月から2か月間程度の準備期間を経て、1年間運用する」としています。
12日開かれた基地周辺の町内会長らが出席する連絡協議会では、事件・事故の防止など対策強化を求める意見が出されました。
(出席した町内会長)「基地連絡協の町内会長も受け入れざるを得ないと思っているが、今後は児童生徒、地域住民のトラブルがないようにお願いしたい」
(出席した町内会長)「一般の鹿屋市民がどう受け止められるか。治安対策を徹底して欲しい」
13日はリナシティかのやで住民説明会が開かれます。