以前は「サル痘」と呼ばれた感染症の「エムポックス」の感染者が、鹿児島県内で初めて確認されました。

県によりますと、エムポックスへの感染が確認されたのは、県内に住む30代の男性です。

今月7日に陽性が判明し、8日に医療機関から保健所に発生届がありました。発疹や発熱、咽頭痛などの症状があったものの、容態は安定しているということです。男性に海外渡航歴はありませんでした。

エムポックスは今年5月26日に「サル痘」から改称された感染症で、国内では今月7日までに188例が確認されていますが、県内で感染者が確認されたのは初めてです。