■7日~10日頃にかけて、本州付近に梅雨前線が停滞


梅雨前線は、7日(金)には対馬海峡付近に延び10日頃にかけて日本海付近で停滞する見込みです。
前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込むため、前線の活動が活発となるでしょう。

7日(金)から10日(月)頃にかけて、九州や中国地方などの西日本や北陸地方を中心に大雨となる見込みです。梅雨前線は11日以降も日本付近に停滞するおそれがあります。

梅雨前線が本州付近に停滞



■九州では7日から大雨のおそれ

九州では7日から10日頃にかけて、雷を伴った非常に激しい雨が降り、大雨となる予想です。

雨雲シミュレーション

【連続画像】7日(金)午前7時~午後7時 1時間ごとの雨雲シミュレーションを見る

<雨の予想>
【7日に予想される1時間雨量】
 山口県 20ミリ
 福岡県 40ミリ
 佐賀県 30ミリ
 長崎県 30ミリ
 大分県 30ミリ
 熊本県 30ミリ

【7日午後6時までの予想24時間雨量】
 福岡県 80ミリ
 佐賀県 60ミリ
 長崎県 80ミリ
 大分県 70ミリ
 熊本県 80ミリ

【その後、さらに8日午後6時までの予想24時間雨量】
 山口県 100から200ミリ
 福岡県 100から200ミリ
 佐賀県 100から200ミリ
 長崎県 100から200ミリ
 大分県 100から200ミリ
 熊本県 100から200ミリ

【その後、さらに9日午後6時までの予想24時間雨量】
 山口県 200から300ミリ
 福岡県 200から300ミリ
 佐賀県 200から300ミリ
 長崎県 200から300ミリ
 大分県 200から300ミリ
 熊本県 200から300ミリ

【連続画像】7日(金)午前7時~午後7時 1時間ごとの雨雲シミュレーションを見る

これまでの大雨で地盤の緩んでいるところがあります。7日から10日頃にかけて雨が断続的に降り、土砂災害の危険度が非常に高まるおそれがあります。

7日から10日頃にかけて土砂災害に厳重に警戒し、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒してください。また、落雷や突風にも注意してください。