
上の天気図では、関東地方や東海地方の上空約6000メートルに、氷点下9℃以下のこの時期としては、強い寒気が流れ込んでいます。
日中は晴れて地上の気温の上昇により、上空と地上との気温差が大きくなるため、大気の状態が非常に不安定となる見込みです。落雷や竜巻などの激しい突風、局地的な激しい雨に注意してください。
また”ひょう”のおそれもあるため、農作物や農業施設の管理にも注意してください。
下の天気シミュレーションでは、関西から関東、東北の一部で、晴れを示すオレンジ色のエリアや、雨を示す青のエリアが混在しています。

【連続画像】関西~関東などの天気 雨の降る時間帯は?(4日正午~午後10時/1時間ごと)
4日(火)は、京都37℃・岐阜36℃・名古屋35℃など、近畿地方や東海地方では、猛暑日が予想されています。
【九州南部は線状降水帯のおそれは低くなるも…大雨のおそれ続く】
■停滞する梅雨前線の影響で、きのう3日(月)は熊本県で線状降水帯が2回も発生し、甚大な被害となりました。4日(火)は、九州南部で線状降水帯が発生するおそれは低くなりましたが、大雨は続く見込みです。

4日から5日に九州南部・奄美地方を除く鹿児島県で予想される1時間雨量は40ミリから60ミリです。4日昼から5日昼までの24時間に予想される雨量は、鹿児島県で200ミリです。その後6日昼までの24時間で、さらに100~150ミリの雨が降るおそれがあります。
土砂災害に厳重に警戒し、低い土地への浸水、河川の増水や氾濫に警戒してください。







