九州南部では発達した雨雲がかかり続ける線状降水帯が発生して大雨となるおそれがあります。
鹿児島県の伊佐市では降り始めからの雨量が430ミリを超えるなど土砂災害に厳重な警戒が必要です。
▼1日に予想される1時間雨量
薩摩、大隅地方 70ミリ
種子島・屋久島地方 50ミリ
▼2日正午までの24時間に予想される雨量
薩摩、大隅地方 150ミリ
種子島・屋久島地方 120ミリ
▼その後さらに 3日正午までの予想24時間雨量
薩摩、大隅地方 最大150ミリ
種子島・屋久島地方 最大100ミリ
線状降水帯が発生した場合は、さらに雨量が増えるおそれがあります。
【連続画像】1日午後10時までの 1時間ごとの雨雲シミュレーション 2日の梅雨前線は
■「平年7月のひと月分」に迫る雨量も
28日の降り始めからの雨量は、伊佐市大口で437.5ミリで、平年の7月ひと月分の8割を超えているほか、さつま町紫尾山で286ミリ、出水市で203ミリなど大雨となっていて、土砂災害の危険度が高まっています。
気象台は、土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水・氾濫に厳重に警戒するとともに落雷や、竜巻などの突風に注意を呼びかけています。
■2日(日)予想天気図
2日(日)は、上空に乾いた空気が入り、前線が活動を弱めます。そのため、梅雨前線は途切れてしまう見込みです。
■2日(日)の全国天気 関東の内陸部などは暑く
前線に近い九州、低気圧に近い北海道と東北は曇りや雨でしょう。本州は広く晴れますが、関東の内陸部など、気温が35℃近くまで上がりそうです、熱中症に注意しましょう。

■全国の週間予報7月2日(日)~7月8日(土)
3日は”満月”。7日は”七夕”です。








