(杣谷健太さん)「出版社や飲食店、農業など自営業の人が多かった。自営業は一から自分の足で立っているというのが、かっこよく思えた」「人とのつながりができたのは鹿児島でこそ」

「人とのつながり」を大切にしたいと鹿児島に移り住んだ杣谷さん。書店を開く場所も当時の知り合いの協力で見つけました。

築70年以上の木造長屋の一角にある店のオーナーは近くに住む西村亜希子さん(48)。店がある場所では、亡くなった西村さんの母親が暮らしていました。

(西村亜希子さん)「母が杣谷君が書いた記事を切り取ったりしていたのを見たことがある。不思議な縁だけど。自然と良いつながりができてきている。死んだ母が呼んだんじゃないか」

西村さんの息子・太郎君とはサッカー仲間です。

店の前の路地でサッカー練習

常連客もできました。