大好きな「ものづくり」を仕事にしたいと大学卒業後、中学校の技術・家庭の先生になりました。初任校で子どもたちと一緒に作ったのはゴーカート。

(木工作家 角嘉昭さん)「自分たちでも『作ることができる』と感じてもらいたかった」

新しい学校に転任する度に、そこで作品を作り続けてきました。

奄美大島の今里小・中学校には流木と廃材で机とベンチを。

最後、校長として赴任した牧園中学校では生徒たちが今も角さんの作品を使っています。本を紹介するラックです。

(木工作家 角嘉昭さん)「玄関から入ってきて目に付くようにロボットをイメージして作った。目がある、目があって、胴体があって足がある」

(木工作家 角嘉昭さん)「お金を出せば手に入る時代。『買った方が早い』が普通になっている。自分たちで作る体験をすることは、発想が豊かになる」