国内最大のツルの越冬地・出水平野に、冬の訪れを告げるツルの第一陣が飛来しました。

県ツル保護会によりますと、21日午前8時半ごろ、出水平野の東干拓の田んぼにナベヅル9羽が降り立ったのが確認されました。

初飛来は去年より3日遅く、平年並みだということです。なお、昨シーズンは出水平野に1万2992羽のツルが飛来し、28シーズン連続で1万羽を超える「万羽ヅル」となりました。

今シーズンは今後、飛来が本格化し、来年2月から3月にかけて越冬するとみられます。