SNSで詐欺にあわないための「いかのおすし」とは?

「いかのおすし」といえば、警視庁などが考案した子どもを犯罪から守るための合言葉。行かない、乗らない、大声でさけぶ、すぐ逃げる、知らせる、の頭文字を取っています。
では、SNSで詐欺にあわないための「いかのおすし」とは?考案した県警・高速道路交通警察隊の坂口洋介警部補(49)に聞きました。

(県警・高速道路交通警察隊 坂口洋介警部補)
「『い』は行かない。相手の言うままにATMに行かない。『か』は買わない。相手の言うままに電子マネーやプリペイドカードを買わない。『の』は乗らない。うまい話には絶対に乗らない。『お』は押さない。怪しいサイトやURLを絶対に押さない。そして、このようなおかしなことがあったら、『すし』すぐ知らせる。警察や家族にすぐ知らせてください」
坂口警部補は今年3月まで錦江警察署で地域交通課長を務めていました。
地域で多額の詐欺被害に苦しむ人の存在を知り、SNSの「いかのおすし」を思いつきました。

(県警・高速道路交通警察隊 坂口洋介警部補)
「私と同じくらいの年代(40~50代)が詐欺の被害に遭った。私たちが一生かけて貯めるようなお金を一瞬にして奪われたので、高齢者もだが、年代・年齢問わずにスマートフォンやSNS、インターネットを利用する方は、被害に遭う可能性があると思って」
巧妙化する詐欺の手口。「い・か・の・お・す・し」を心にとめてSNSとつき合うことが大切です。
MBCの番組名やアナウンサー、タレントの名前を使ったSNSの偽アカウントは、複数確認されています。MBCや本人には一切関係ありません。
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