工事関係者によりますと、2030年3月の完成に間に合わせるため、土日や夜間も工事が続いているということです。島では2本の滑走路のほかに、大型の護衛艦も接岸できる係留施設なども計画されています。

(記者)「島の東側の係留施設です。いくつもの台船が並び、急ピッチで工事が進んでいます」

島のいたるところで工事が進む中、島の固有種・マゲシカを探してみましたが…

(記者)「いないですね…」

防衛省は、島に生息するマゲシカの数を最大で1000頭程度と推定しています。2日は1時間ほど島を撮影しましたが、マゲシカの姿は確認できませんでした。

刻々と変わる島の姿。馬毛島基地の完成は4年半後です。
【画像で見る】馬毛島 巨大基地の建設現場は今