格差是正と持続可能な社会保障 「父ですら答えを出せなかった宿題」

Q(鹿児島大学・三上佳佑助教):

政策として都市と地方の格差是正を重視されていますが、国民全体の格差も広がっています。有権者は今の生活にも不安を感じています。公約に掲げた「持続可能な社会保障制度」について、今後6年間でどのように取り組んでいきたいとお考えですか?

A(尾辻朋実さん):

持続可能な社会保障制度は、36年間社会保障一筋でやってきた父・尾辻秀久ですら答えを出せずに宿題として残した課題です。

私自身もこれから必死で、先輩方のお知恵を借りながら、急いで、しかしきちんとした形で答えを出さなければいけないと思っています。党利党略や会派の思惑ではなく、国家国民のためにどうあるべきかという真摯な議論を、今すぐ始めなければならないと考えています。

鹿児島の課題と国会での活動 農業の戸別補償は

Q(岡田キャスター):

開票状況を見ると、自民が強いとみられていた地域でもかなり票を獲得されています。農業県である鹿児島にとって、農政、特に戸別所得補償制度は大事な課題だと思いますが、どのようにお考えですか?