教授の「推論」は

なぜインフルエンザの重症患者が急増したのか?垣花教授が考える要因の1つが、ワクチン接種です。

(鹿児島大学病院 垣花泰之・救命救急センター長)「ある程度コロナがおさまってきて、ワクチンを接種しなくなってきた人が多いと思う」

「インフルエンザのワクチンを受ける人も少なくなってきたような印象」

垣花教授は、あくまで「推論」とした上で、インフルエンザの重症化を防ぐワクチンを接種する人が減っているのではないか、とみています。

(鹿児島大学病院 垣花泰之・救命救急センター長)「40代でも重症化して入院している人はいたので、若いから元気だからといって安易に考えてはいけないと思う」

例年、3月までが流行のシーズンとされるインフルエンザ。地域の医療を守るためにも、感染を防ぐ心がけが必要です。

重症化を防ぐインフルエンザワクチン接種は医療機関で受け付けています。