霧島連山の新燃岳の噴火警戒レベルが、2の「火口周辺規制」に引き上げられました。

レベル2となるのは、おととし8月以来、およそ2年4か月ぶりです。

新燃岳では10月下旬から、火口直下を震源とする火山性地震が増加していて、きょう午前0時までの10日間で、284回観測されています。

地下の膨張が確認されるなど、火山活動が高まった状態になっているとして気象庁は12日、噴火警戒レベルを1から2の「火口周辺規制」に引き上げました。

気象庁は、火口からおおむね2キロの範囲では大きな噴石に、1キロの範囲では火砕流に警戒を呼びかけています。