お伝えするのは、11月1日で運用からちょうど半世紀を迎えた気象庁の「アメダス」です。アメダスって具体的に何だか分かりますか?

(キャスター)
雨の量や気温の観測で使われる、天気予報やニュースでよくお伝えする言葉ですよね。

(鮫島気象予報士)
普段、天気予報で細かい地域ごとの気温や雨量が見られるのは、アメダスのおかげで、番組でお伝えした寒さのニュースもアメダスがもとになっています。

天気予報、そして災害の予測にも欠かせないアメダス。進化を遂げてきた半世紀と、今後を取材しました。

鹿児島地方気象台です。アメダスは実際、どんなものなのか、見せてもらいました。

(鹿児島地方気象台 山本孝祐技官)「こちらが鹿児島のアメダスです」

「これが雨量計。雨がこの中に入り、ししおどしのように観測」

「一回倒れたら0.5ミリ雨が降ったということ」

主にこのほかに気温と湿度をはかる「湿温計」や、風向きや風の速度をはかる「風向風速計」があります。