10月は「木材利用促進月間」です。
県庁では県産材で作ったおもちゃなどが展示されています。
県庁18階に展示されている、積み木のおもちゃや椅子。県内の4つの工房が県産材で作った製品です。鹿児島県の森林面積は59万ヘクタールで九州で1位。全面積のおよそ65%が森林です。
この広大な森林から生産される県産材の魅力や良さを知ってもらおうと、スギやヒノキなどで作られたおよそ100点が今月4日まで展示されています。
(親子)
「ブロックしたね。積み木も。楽しかった。」
「(木は)安全で良いですよね」
(県かごしま材振興課 吉元英樹課長)
「(木は)触れて温かみがあり、香りも良い。広い世代で木に親しんでいただければ」
県産材の需要は年々増加している一方で、県内の林業就業者は減少し、人材確保が課題となっている中、県は来年4月に「かごしま林業大学校」を開校します。
定員は15人程度で、座学と実習で林業の基礎から学び、事業所へのインターンシップを通じて1年かけて林業を支える人材を育成します。
一般選考の出願は2日から受付が始まります。