【国交省・気象庁の呼びかけ】
中小河川では大雨が降ると、短時間で急激に水位が上昇するため、水位の上昇を待つことなく早めの避難をしてください。
大河川では水位上昇は緩やかですが、 広範囲で大規模な浸水被害 等が発生する恐れがあるため、水位情報を確認のうえ、早めの避難行動 をお願いします。
雨が降り止んでからも水位上昇が続くため、すぐに河川へ近づかないでください。
西日本~東日本暴風に警戒を
気象庁のデータでは、暴風域に入る確率は、奄美地方と種子島・屋久島地方が100~70%、九州、四国、中国地方の広い範囲と近畿の一部が70~30%となっています。進路がはっきりした場合、各地で暴風域に入る確率がさらに高まる可能性があります。

奄美地方と西日本では、27日から28日にかけて、猛烈な風が吹く所がある見込みです。
▼27日に予想される最大風速(最大瞬間風速)
九州南部 20メートル(30メートル)
奄美地方 30メートル(45メートル)
▼28日に予想される最大風速(最大瞬間風速)
近畿地方 18メートル(30メートル)
四国地方 23メートル(35メートル)
九州北部地方 30メートル(45メートル)
九州南部 45メートル(60メートル)
奄美地方 45メートル(60メートル)
その後、西日本では猛烈な風が吹くおそれがあります。
高潮、浸水害のおそれも
海上も猛烈なしけとなる見込みで、九州南部・奄美では9メートルの波が予想されています。
奄美地方では27日から28日にかけて、西日本や東日本では、28日以降は高潮や、高潮と重なった波浪による浸水害が発生するおそれがあります。
気象庁は、今後の台風情報や、市町村からの避難に関する情報などに注意するとともに、 台風の接近までまだ時間があるうちに最新の情報を活用し、十分な備えをするよう呼びかけています。
ハザードマップの確認、停電や断水の備えのほか、交通機関の運休や通行止めについて、最新の情報に注意してください。台風の備えや避難は、雨や風が強くなる前、明るいうちにすることが大切です。
31日までの雨・風シミュレーションは画像で掲載しています。