今月17日から南米・ペルーで開かれている17歳未満の女子バレーボール世界選手権に、鹿児島市の中学3年生が出場しています。高校生が中心の舞台で、いわば「飛び級」で選出された中学生。世界の頂点を目指す姿を取材しました。

ひときわ高いジャンプから放つ強烈なアタック。鹿児島市の武中学校3年・頼冨果穂さん(14)です。
(頼冨果穂さん)「ラリーが続いて取った1点も1点。サーブをミスして相手に1点がいくのも1点。いろんな点の取り方があるから、そういうのもバレーの好きなところ」

武器は、最高到達点295センチのジャンプ力をいかした力強いアタック。17歳未満の女子バレー世界選手権の日本代表メンバーに選ばれました。メンバー12人のうち中学生は2人だけで、「飛び級」での選出となりました。

頼冨さんは、武中学校でバレー部のキャプテンを務め、今年7月の大会を最後に引退しました。