県内の高校生たちが作ったロボットの競技大会が7日、姶良市で開かれました。全国大会の切符をかけた県予選。熱戦が繰り広げられました。

この大会は、県内の工業系の高校の生徒たちが作ったロボットで競うもので、今年は6校から11チームが出場しました。

試合はリモコンで操作するロボットと、自動で動く自立型ロボットを使い、3分以内に目標の場所にボールを移動させるなどし、獲得した合計得点で競います。

(記者)「競技も終盤にさしかかってきた、高校生たちが青春をかけてプログラミングしたロボットが一生懸命道を進んでいく」

競技の後半、一番の見せ場が、バドミントンのシャトルを飛ばして遠くの箱に投げ入れる競技です。シャトルが入ると、観客からは歓声があがっていました。

(初出場 鹿児島工業チーム)「はじめてのことで心配があったけど、努力してきたから悔いはない」

(準優勝 隼人工業チーム)「きょう見せることはできなかったけど、シャトルの精度は高いと思う」

結果は、シャトルを最も多く箱に入れた鹿児島工業の3年生チームが優勝。全国大会への切符を手にしました。

(優勝 鹿児島工業チーム)「練習練習とずっと毎日やってきて、その結果が実って本当にうれしい」「目標は全国大会で、先輩がとった記録を追い抜くこと。(全国大会でも)優勝を目指して頑張る」

優勝した鹿児島工業高校など、上位3チームが10月に栃木県で開かれる全国大会に出場します。