進路は太平洋高気圧に左右される 24日以降北上か
台風や熱帯低気圧の進路は、上空の気圧配置などによって決まります。台風は「太平洋高気圧」に比べて規模が小さいため、「太平洋高気圧」の影響を受けて、進行方向が変わります。23日(火)は「太平洋高気圧」が西に張り出すため、台風は北上できず、西に進むしかありません。

24日(水)になると「太平洋高気圧」は、西への張り出しが急激になくなるため「台風」は東シナ海を北上する可能性があります。

気象庁の見解は?
気象庁も「23日(火)ごろから26日(金)ごろは、熱帯じょう乱(熱帯低気圧や台風)が東シナ海を北上する可能性がある。」としています。
気象庁は、「熱帯じょう乱が東シナ海を北上する予想が明瞭となった」としていますが、「発達の程度や速度はシミュレーションにより差が大きい」ともしています。予想位置は今後変わる可能性があり、気象庁が発表する情報に注意してください。