東京地検特捜部は、前の年の2012年の衆院選鹿児島2区で、徳田毅議員の陣営に派遣した徳洲会グループの職員に多額の報酬を支払った、公職選挙法違反の買収の疑いで、徳洲会本部や徳田毅議員の事務所などを家宅捜索しました。

そして、買収資金などを用意したとして徳田虎雄さんの家族など10人が起訴され、有罪判決を受けました。

当選した徳田毅議員は起訴されませんでしたが、一連の事件の責任をとって衆議院議員を辞職しました。

この時、徳田虎雄さんは病気を理由に不起訴処分になりましたが、一連の事件の責任を取って、徳洲会の理事長などの役職を辞任。その後は表舞台から姿を消した形になっていました。