奄美地方では大気の状態が非常に不安定となっています。これまでの大雨で土砂災害の危険度が高まっているとして、鹿児島地方気象台は与論町に土砂災害警戒情報を発表しました。

奄美地方にある梅雨前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込み、大気の状態が非常に不安定となっています。

12日奄美大島の宇検村と瀬戸内町に出されていた大雨警報は13日午前、解除されました。

一方、降り続く大雨のため、土砂災害の危険度が高まっているとして、鹿児島地方気象台は13日10時30分、与論町に土砂災害警戒情報を発表しました。

崖や川の近くなど、土砂災害が発生する恐れがある地区に住んでいる人は、早めの避難を心掛け、市町村から発表される避難指示などの情報に注意してください。

また、徳之島町、天城町、与論町には大雨警報が発表されていて、気象台が土砂災害に警戒するよう、注意を呼び掛けています。