長島町周辺の八代海で、毒性の強い有害プランクトンによる赤潮が確認され、鹿児島県が赤潮警報を発表しました。
県によりますと、先月30日に長島町獅子島周辺の海域で、毒性の強い有害プランクトン「シャットネラアンティーカ」による赤潮が確認され、翌31日に赤潮注意報を発表していました。
10日の調査で、さらに増殖していることが確認されたことから、八代海に赤潮警報を発表しました。これまでのところ、漁業被害は報告されていないということです。
県は養殖業者などに、海水や魚の状態に注意するとともに、エサやりをとめるなど対策を呼びかけています。
「シャットネラアンティーカ」は、去年も長島町周辺の八代海で確認され、養殖ブリなどに5500万円の被害が出ました。







