県本土や種子島屋久島地方ではきょう16日は朝から風が強い状況が続いています。肝付町では5月の観測史上1位となるの26.2メートルの風を観測しました。

日本付近にある低気圧と、大陸から進んでくる高気圧の影響で県内は広い範囲で風が強くなっています。

これまでに各地で観測した最大瞬間風速は、肝付町内之浦で5月の観測史上1位となる26.2メートルを観測したほか、屋久島で25.2メートル、鹿児島市で22.9メートルの風を観測しました。

(ウォーキング中の男性)
「体にあたる風が強い」

(通学中の大学生)
「朝から風で家がガタガタして怖かった。歩いているとよろけたりする」

気象台は奄美地方の北部と南部を除く県内全域に強風注意報、県内全域に波浪注意報を発表しています。

海の便に乱れが出ています。

しけのため欠航となったのは、
甑島航路の「高速船甑島」の午前の便、山川・根占航路の「フェリーなんきゅう」と種子島・屋久島航路の「フェリー太陽II」の全便です。

空の便では鹿児島と屋久島を結ぶ便など4便が欠航となりました。