鹿児島市の照国神社で建て替え工事が行われている、社務所の上棟祭=棟上げが行われ、餅まきにも多くの人が訪れました。

照国神社では今年「御鎮座百六十年記念事業」として境内の建物の改修工事を行っています。

社務所の建て替えも記念事業の一環で行われていて、新しい社務所は地下1階、地上2階で去年10月から工事が進められています。

工事関係者や氏子らが出席して行われた上棟祭では、装束を身に着けた職人が棒を使って建物と敷地を測定したり、棟木を建てる様子など上棟にいたるまでの流れを神事としておこないました。

また神職や職人、総代ら14人が集まったおよそ300人に家内安全などを願い、餅やお菓子などをまきました。

(参加者)
「楽しかった。(棟上げ参加は)久しぶりだったし、また六月灯とかに行ったりしたい」
「しっかりいただけたので、参拝してお礼も言いながら帰りたい」

照国神社の社務所は今年の9月末に完成する予定だということです。