最大10連休という大型連休の最終日、あいにくの雨でした。ただ、雨を避けながら最後の休みを満喫する人たちでにぎわった場所もありました。

雨の一日となった鹿児島市ですが、かごしま水族館は午前中から多くの人が訪れていました。

(宮崎から)「(孫と会うのは)お正月ぶり。楽しくにぎやかに過ごしている」

(福岡から)「雨が降っているので、室内で遊べるところで水族館に来た。(最終日も)楽しみたいと思う」

2階の大水槽の前には大勢の人たち。待っているのは「ジンベエザメの食事の時間」です。大きな口を開けてエサを食べる様子に、子どもたちは驚いていました。

子どもたちに大人気のイルカショーは、立ち見が出るほど混雑。宮崎から旅行で訪れたという小学1年生が、回転しながらジャンプするようイルカにサインを出すと、スピンジャンプ。

(ショーに参加した小学1年生)「初めて。すごかった」

好きな海の生き物を聞いてみると…
(ショーに参加した小学1年生)「チンアナゴ」「(Qイルカは?)2番目」

(福岡から家族旅行)「最後のショーがすごかった」「ジンベイザメを子どもに見せたいなと思って来た」

かごしま水族館の来館者数は、連休初日の先月27日から今月6日までの10日間で5万人を超えたということです。

(記者)「天文館です。鹿児島のそば屋と言えばこちら。お昼を過ぎていますが、ほとんどの席が埋まっています」

県内に15店舗を構えるそば茶屋吹上庵です。午後2時を過ぎても次々に客が訪れ、大人も子どもも地元に親しまれた味を楽しんでいました。

(福岡から帰省)「黒豚のそばを食べた。おいしかった」
(Qあすから学校が始まるが?)「頑張りたい」(Q早起きできそう?)「はい」
(父親)「充実したゴールデンウィークだった。おいしいご飯も食べられたのでよかった」

(そば茶屋吹上庵天文館店 永田大輔店長)「コロナも緩和されて県外や海外から多くのお客さんが来ている。久しぶりに吹上庵に来て笑顔が多いという印象」

大型連休最終日。雨にも負けず、街はにぎやかでした。