29日、高知市役所では岡﨑市長の退任セレモニーが開かれました。岡﨑市長は職員や市議会関係者、市民らの鳴りやまぬ拍手の中、市役所を後にしました。

3階までびっしりと埋め尽くされた高知市役所。29日午後5時20分から行われた、退任セレモニーです。

たくさんの拍手の中、岡﨑市長は職員らに次のように述べました。

(岡﨑誠也 市長)
「正職員2860人に対し人口は約32万人、市民の協力がないとまちづくりは一歩も進まないと言い続けた。市民の皆さんの協力を得て、職員のみなさんはエキスパートとして手腕を発揮し、大きく前進できた。職員のみなさんはエキスパートなので大丈夫です。頑張ってください。ありがとうございます」

岡﨑市長は職員時代に経験した98豪雨を踏まえ、南海トラフ地震対策に尽力したほか、弥右衛門地区や高知駅、旭駅周辺の区画整理事業に精力的に取り組んできました。

集まった1人1人と握手を交わしながら、進む岡﨑市長。鳴りやまぬ拍手の中、20年間務めた市長としての任期にピリオドを打ちました。