「災害時に、地域の一員として自分たちにできること」。高知市の中学校で、防災について学ぶ授業が行われました。
高知市の春野中学校では、年に1回、「防災の日」として、全校生徒が防災について学んでいます。地震などの災害時、地域の避難所としての役割が求められる、春野中学校。280人の生徒たちは、地域の人たちの協力のもと、消火器で初期消火を体験したり、がれきの下敷きになった人をジャッキで救助する訓練をしたりして、自分の命だけでなく、地域の人たちと助け合う「共助」について学びました。
(生徒)
「(避難者が)ケガをした状態で来ていたら、中学生としてできることをして助けたいし、だれかが下敷きになっていたらすぐに助けに行くことができるようになれば」
春野中学校は、「防災の日」を今後も続けていく方針で、「災害時に地域の人たちを助けることができる中学生を、育てていきたい」としています。










