高知県四万十町の国道沿いに新たなスーパーがオープンしました。地域の人たちの“台所代わりになれる店”を目指しています。

四万十町仁井田の国道56号沿いに、26日オープンしたのはサニーマートFC「スーパーしまんと」です。2023年3月下旬に閉店したスーパーの店舗を改装し、農家と提携して行っている仁井田米の販売や、観光物産センター「ゆういんぐ四万十」の営業を手がける『宮内商店』が、地域住民のためにと初めてスーパーの経営に乗り出しました。

新たなスーパーは仁井田米の販売など手がける「宮内商店」が運営

店内にはサニーマートを通じて肉、魚や惣菜のほか、日用品や加工品など暮らしに必要な商品が揃っています。

(買い物客)
「魚とか酒ですね。便利になったからまた、ここを利用したいと思います」

(宮内商店 宮内千栄社長)
「入りやすい店、何よりも笑顔で迎えられる店づくりをしていきたいです。(客にも)笑顔になって帰ってもらいたいですね」

26日は開店を祝って餅投げが行われたほか、買い物客、先着500人に300グラム入りの仁井田米が配られました。「スーパーしまんと」は地域の食のインフラを支え地域住民の台所代わりになれるような店を目指したいとしています。