JA高知県の総代会が開かれ、昨年度に続き今年度も、不祥事の再発防止策や店舗再編計画を進める方針が報告されました。
高知市で開かれたJA高知県の総代会では昨年度の事業利益が、7億8800万円あまりの黒字だったことが報告されました。管理費の圧縮などが要因です。
JA高知県ではおととしから去年にかけて不祥事が相次いでいて、再発防止のために去年8月、コンプライアンス担当専任理事を配置し、今年度も管理体制の強化を図る方針です。
総代会では店舗再編計画案についても報告されました。これまでも事業の効率化のために支所・出張所の縮小を進めてきましたが、職員の減少に伴って、限られた人数で店舗を運営しているのが現状だといいます。そのため、安定的な業務とサービスにつなげようと支所・出張所を、58か所から49か所に減らす案が報告されました。