12日から13日にかけ、全国の広い範囲に黄砂が飛来する見込みです。午前の時点で、すでに福岡と広島では観測されていて、今後、洗濯物などへの付着や視界不良による交通障害、また、呼吸器などの健康への影響に注意が必要です。

気象庁によりますと、12日から13日にかけて、黄砂が予想され、見通しの効く距離=「視程」が、風景がぼんやりとかすむ、「10km未満」となる見込みです。場所によっては「5km未満」になるおそれもあります。

黄砂はすでに、福岡と広島で観測されています。この後午後から、高知をはじめ、大阪、京都など近畿地方や北海道などに飛来すると予想されています。東京など関東地方への飛来は、13日の未明から朝にかけてとみられます。

車や洗濯物への付着や、視界不良による交通障害、また、健康への影響にも注意が必要です。