北海道のおいしいものを一堂に集めた「春の北海道物産展」が、高知大丸で29日から始まりました。高知ではあまり目にしない「サケ節」を使ったラーメンが初出店です。
「北海道物産展」は、春・夏・秋の年に3回行われている高知大丸の一大イベントのひとつで、毎回大勢の人が訪れています。
(松岡葵アナウンサー)
「会場では本当にいい香りがしています。そして、どこを見てもおいしそうなものばかりで一気に食欲そそられます。北の大地の味覚が勢ぞろいです!」
海の幸がドドン!と乗った海鮮弁当や、肉厚のステーキ弁当などおよそ20店舗が出店。

今回初出店の「知床標津(しべつ)マルワ食品」では、『鮭の聖地』と呼ばれている標津町でとれたサケから出汁をとった、「鮭節らーめん」が販売されています。

(松岡葵アナウンサー)
「いただきます!薄味なんですけど、サケの香りが濃縮されていて、カツオ節とはまた違った味が楽しめます。麺もモッチモチで、この出汁とうまく絡み合って本当にたまらないです!」
(知床標津マルワ食品 阿部昇 社長)
「(サケ節は)うま味成分でいうと、カツオ節の2~3倍のうま味がある。あと上品な味。きのう初めて高知に来たので、『高知に来たらカツオだ』と思って、カツオを食べに行ったんです。僕、携帯用のサケ節を持っていたので、そこのお店で高知の地酒と、カツオを食べてその上にサケ節を乗せて食べてみたら、これがまたうまい!それを見ていたお客さんが『俺にもくれ』ということであげたら、朝買いにきました」
このほか、乳製品をたっぷり使ったスイーツや、チョコレートなども並び、北海道のおいしいものが勢ぞろいです。
「春の北海道物産展」は、高知大丸で4月11日まで開かれています。
