高知大学の卒業式が行われました。学生たちは“マスクなし”の晴れやかな笑顔で新たな門出を迎えました。
春の雨がしとしと降る中、晴れ着姿で到着した卒業生たち。

高知大学では今年、学部と大学院あわせて1223人が卒業の日を迎えました。マスクの着用は個人の判断にゆだねられ、学生たちは晴れ晴れとした表情を見せていました。式では、卒業生を代表して医学部看護学科の市川夏鈴(いちかわかりん)さんがコロナ禍の学生生活を振り返りました。
(高知大学医学部看護学科 市川夏鈴さん)
「共に学び、共に悩み、共に笑いあった日々を共有してきた仲間たちの存在は大きな心の支えでした」
(医学部 卒業生)
「無事に迎えられてよかったです!」
「勉強が大変だったけど、一緒に戦う仲間ができた。患者さんに寄り添える医師になれたら」
(卒業生)
「ぼくらは遊んでばっかりだったんですけどその分、別れが悲しいです。恋愛は…敗れました、敗れまくりました(笑)。(Q.卒業後は?)テレビマンとして働く。ディレクターとしてみんなが楽しめる番組を、高知の経験を生かしてつくっていきたい」
(卒業生)
「大学に通わせてくれた家族に感謝したいのと、こんなに楽しめたのは周りの友達のおかげなので『出会ってくれてありがとう』って言いたい。最高の大学生活でした!!」
中にはきょろきょろと誰かを探す女性の姿が。

なんと、サプライズで卒業生である彼氏に花束を持って駆けつけたんです!


大切な仲間との絆を胸に卒業生たちは新たな1歩を踏み出しました。
