「子どもたちが職業体験をする施設を作る」「規格外野菜を使って地域を盛り上げる」地域の魅力向上や課題解決を目指し、高校生が企画したビジネスプランを競うコンテストが開かれました。
このコンテストは日頃の地域学習を通じて高校生たちが企画した、「ビジネスプラン」の発表の場として初めて開かれました。事前の書類審査を通過した高知国際高校、山田高校、安芸桜ヶ丘高校から5つのグループが13日、本選のプレゼンテーションに挑みました。
「子どもと高齢者が共同で家庭菜園に似た農作業ができる施設が私の考えるプラン」
「私はなんとか規格外野菜を廃棄するのではなく再利用して、二酸化炭素の低減や農家の収入が増えるように協力したいと思いました」
規格外で廃棄される野菜を使った入浴剤を商品化するプランなど、高校生たちが日常生活の中で感じた地域の課題を解決しようというプランが発表されました。
最優秀賞には高知国際高校のグループが企画したプランが選ばれました。少子高齢化で県内の働き手が不足していくなか、「未来の働き手を育てるため」子どもたちに、高知特有の職業を知ってもらう体験施設「高知版キッザニア」を立ち上げるという内容です。
「前回このような大会で優秀賞までいけなかったので、最優秀までとれたのでほんとにすごくうれしい。『たくさんの場所でできるようなところがいいよね』とほめていただいたので、香美市以外にもたくさんの魅力を伝えられるようにしていきたい」