高知県土佐清水市の足摺岬灯台を擬人化したキャラクターがお披露目され、先週、使用権が土佐清水市に贈られました。

「全国灯台文化価値創造フォーラム」は、国内各地の主な灯台を擬人化してキャラクターを生み出す『燈の守り人プロジェクト』と連携し、灯台の新たな歴史や文化的な価値を創出する活動を行っています。灯台の光を通すレンズに“海を守る魂が宿る”と捉え、そこからオリジナル・キャラクターが生まれるいうストーリーで、このほど土佐清水市の足摺岬灯台のキャラクターが誕生しました。キャラクターは弘法大師が訪れたという土地柄にちなんで、袈裟姿のイケメン僧侶です。先日、制作委員会プロデューサーの波房克典さんが土佐清水市役所を訪れ、泥谷光信市長に使用権を贈呈しました。市は観光PRなどにこのキャラクターを無償で活用できます。

足摺岬灯台のキャラクター

(土佐清水市 泥谷光信 市長)
「足摺岬の灯台はまさに土佐清水のシンボル的なものですから今回、こういうキャラクターに生まれ変わったことは大変嬉しいことです。キャラクターを大いに活用しながら地域おこしを行っていきたいと考えています。若い皆さんに愛されるようなキャラクターになって欲しいです」

県内では室戸岬灯台に次いで2つ目。全国には41の灯台キャラクターがあり、有名声優が出演するボイスドラマとして発信されるとともに、今年春からは漫画アプリに連載される予定です。