土佐くろしお鉄道の取締役会が高知市で開かれました。2026年度、3か月間の輸送人員数と運輸収入は全線を合わせて2025年並みになっています。

取締役会では、2026年4月から6月まで第1四半期の列車の利用状況が報告されました。このうち定期の利用が県が物価高騰を受け実施している通学費給付制度の影響で好調となり、中村・宿毛線とごめん・なはり線を合わせた定期を利用した輸送人員は102%、収入は102.7%でした。

一方、定期外の利用については、6月の台風や大雨の影響で運休が複数発生したうえ、ごめん・なはり線は『あんぱん』効果の反動で落ち込み、全線を合わせて輸送人員は97.4%輸送収入は97.8%でした。

(土佐くろしお鉄道 山脇深社長)
「地域外の人の利用が増えていくよう重点的に取り組んでいます。台湾など海外の人に乗っていただいたりとか観光利用に取り組んでいて徐々に効果も出てきてきていると思います」

また、運転士不足によりごめん・なはり線で2026年末まで、4便を運休していることについて、土佐くろしお鉄道は「これまでに利用者からの苦情などは入ってない」としたうえで、新たな運転士を増やすよう取り組んでいるとしています。