医療機関への搬送に長い時間を要する高知県と愛媛県の県境地域で重症患者が出たことを想定し、隣県のドクターヘリが患者を搬送する連携訓練が行われました。

訓練は四万十消防署西土佐分署管内(四万十市西土佐江川崎)で重症救急事案が発生。高知県のドクターヘリや防災ヘリを要請したものの出動中で対応できないため、愛媛県のドクターヘリが愛媛県松野町から搬送するとの想定で行われました。

相互応援協定に基づき連絡を受けた宇和島地区広域事務組合消防本部の職員が安全に着陸できるよう無線でドクターヘリに連絡します。

▼宇和島地区広域事務組合消防本部職員
「宇和島消防10です。愛媛ドクターヘリ11どうぞ。吹き流し位置にあっては北側。なお北側および東側に電線あり、注意願います」

愛媛県のドクターヘリが着陸すると、ヘリに乗ってきたドクターと看護師が西土佐分署の救急車に向かい、救急患者が引き継がれました。

▼幡多中央消防組合四万十消防署西土佐分署・高橋明警防係長
「無事に終わって良かったです。高知県では完結できない場合に愛媛県のドクターヘリに介入していただくことによって緊急度や重症度が高い患者さんの救命率の向上につながることを期待しています」

訓練を計画した宇和島地区広域事務組合消防本部は今後も広域的な連携の構築と確認を続けたいとしています。