日本代表も務めた元プロサッカー選手らが9日、高知県黒潮町でサッカー教室を行い、子どもたちを指導しました。

(黒潮町出身の元プロサッカー選手 藤田泰成さん)
「(プロ選手に)絶対なれるという夢を持って、やって欲しいなと少しでも力になれればと思って東京から朝一の飛行機で飛んできました」

サッカー教室で子どもたちを指導したのは「名古屋グランパスエイト」などで活躍した元プロサッカー選手で黒潮町出身の藤田泰成さんと、元日本代表の石川直宏さんです。藤田さんが小学生の時に所属していた「大方フットボールクラブ」の33人が参加しました。元プロ選手に直接教わるめったにない機会。藤田さんと石川さんは「失敗してもあきらめない」という気持ちや、広い視野で積極的に動き、スペースを作ったり、味方を生かしたりするテクニックなどを伝えていました。

「自分が出来なかったことを教えてもらいながら出来るようになった」
「自分の勉強にもなったし、さらに、日本代表になりたいという気持ちが強くなったのでこれからも、自分が日本代表になれるよう頑張りたいと思った」

最後にミニゲームで実践での動きも教わりました。元プロ選手との触れあいは、子どもたちのサッカー人生の大きな出来事の一つとなったようです。