6月から高知市の小学校などで水泳の授業が本格的に始まるのを前に、教諭らを対象とした安全管理の研修会が行われました。

高知市教育委員会では2024年7月に発生した水泳の授業中に男子児童が溺れて死亡した事故を受けて、水泳授業の安全管理を徹底しようと、2025年から研修会を開いています。

7日は高知市内の公立小学校など15校から28人の教諭や校長らが参加しました。よりきめ細かい指導を行うため、2025年よりも少人数のグループで実施したということです。研修会では、プールの中に人形を沈め、光の反射によっては溺れた人の姿が確認しづらくなる「死角」があることから、事前に事故を防ぐ必要性を改めて確認しました。

また、溺れた人を素早く助けるため、1人が水中で溺れた人を抱きかかえ、プールサイドにいるもう1人と協力して引き上げる方法などを学びました。

(布師田小学校から参加)
「救助の方法は実際に見てみないと、分からないところがあるのかなと思いました。自分で身を守る方法を知らないと、溺れた時、万が一自分が困ったときには助かる手立ての一つになるかなと思います」

研修会は来週と再来週も行われ、高知市内の全ての公立小中学校の担当者が受講する予定です。

また2026年から、市教委は熱中症対策も安全管理マニュアルに盛り込んでいて、児童が「溺れる」対策以外も徹底していく方針です。