災害時、電気自動車を福祉施設に貸し出し「非常用電源」として活用してもらおうと、高知県内の自動車販売店と福祉団体が協定を結びました。

協定は、日産サティオ高知と高知日産プリンス販売、県知的障害者福祉協会の3者が結びました。協定締結を受け、災害時、販売店2社が所有する電気自動車を県内74の知的障害関係施設へ貸し出し、「非常用電源」として活用します。貸し出される車に搭載されたバッテリーは、普通乗用車で満タンの場合、最大で4人家族が1週間ほど生活できます。協会では災害時、車を非常用電源として使い、薬品・食糧の調達や全国の組織との情報共有に役立てる方針です。

(県知的障害者福祉協会 石川俊光 会長)
「施設利用者は“要配慮者”がほとんど。企業を仲間に加えることで、その場を中心に『地域のネットワーク』が広がることは十分期待ができる、これから楽しみにしている」

(日産サティオ高知 田村忍 代表取締役社長)
「災害の時はやはりエネルギー源がない状態になる。電気は何日でも貯めた状態でいることができ、それがたくさんあれば色んなところ使えるため非常に良いと思う」

日産自動車が知的障害者福祉協会とこうした協定を結ぶのは全国で初めてで、今後は防災訓練などを連携して行う予定です。