高知市の子どもたちが社会インフラの一つである“排水”について学びました。災害時などに命や生活を守ってくれることへのありがたみを感じたようです。

この授業は地元の子どもたちに、地域を支えている排水機場について知ってもらおうと、四国ポンプセンターなどが初めて行いました。授業には、はりまや橋小学校の4年生53人が参加。まちが浸水しないようにポンプで川の水をくみあげ、強制的に浦戸湾へ流し込む、排水の仕組みを学びました。

また、子どもたちはポンプを動かすために使われる、“船のエンジン”の音を聞いて動力の大きさを感じたり、浦戸湾に向け水が流されている様子を見たりして、排水が災害時などに重要な役割を果たすことを学んだ上で、命や生活を守ってくれることへのありがたみを感じていました。

(児童)
「(エンジンの)音が結構大きかったので、びっくりした。工事の音みたいな感じ」
「高知を守る重要な役割をしていることがよくわかりました。お母さんやお父さん、弟に教えたいです」

四国ポンプセンターは、高知市内のほかの小学校でも授業を行い、社会インフラの仕組みや役割を伝えていきたいとしています。