自転車のヘルメット着用率向上につなげようと、高知市の自動車販売会社が県警に200万円分のヘルメットを寄贈しました。

ヘルメットを寄贈したのは、「ネッツトヨタ高知」です。佐藤社長が県内のヘルメット着用率の低さを感じたことをきっかけに200万円分、359個のヘルメットを17日、寄贈しました。警察庁が6月に全国で行った調査では県内の着用率は21.9%と全国平均並みでしたが、他県では70%を超えているところもあります。全国平均21.2%また、自転車の事故で亡くなった4人は全員、ヘルメットをかぶっておらず県警は、「着用が当たり前の社会にする」としています。

(ネッツトヨタ高知 佐藤誠三 社長)
「事故のない車・社会、あるいは事故が大きくならない、(事故にあってしまっても)小さな傷で終わった、そういう社会であってほしい。その一環としてのヘルメットが大事だと思っています」

寄贈されたヘルメットは事業所や学校に配布される予定です。