高知県警が2025年、51年ぶりによさこい祭りに参加します。本番に向け所属や年齢の垣根を越えて一丸となって練習に取り組んでいます。
南国市の警察学校体育館に響く鳴子の音。よさこい鳴子踊りの練習に取り組んでいるのは県警の警察官らです。県警では2025年、1974年以来、51年ぶりによさこい祭りに参加。警察官や警察職員などおよそ60人で祭りを盛り上げます。2回目の合同練習となったこの日は鳴子を使って振付を練習しました。県警は10日のみの参加ではありますが、練習は真剣そのもの。細かな動き一つにもとことんこだわりながら、本番に向け一丸となって練習を重ねていました。

(踊り子)
「落とし物やったりとか、職員の福利厚生やったりしてます。(Q.チームの雰囲気は?)いいと思います。隣の人とかと顔合わせて」
「警察のシステムとか情報関係の保全の仕事をしています。結構飛び跳ねる振りがあるんですけど、大変なんですけど一生懸命飛ぶので見ててほしいです」
「『よさこい踊ってみたかった』っていう気持ちもあったので、それなりの完成度で踊って、新しい警察の仲間が増えたらいいなと思ってます。慣れ親しんでいただけるような踊りにしたいです」
踊り子たちを熱心に指導するのはよさこい祭り参加の仕掛け人、県警本部警務課の濱田航志(はまだ・こうじ)課長補佐です。普段は採用に関する業務を担当していて、今回、固い印象の警察がよさこいを踊ることでイメージアップを図ろうと参加を決めました。
(県警本部警務課 濱田航志 課長補佐)
「チームは比較的若い方で構成されているので、元気があって明るく練習もできているので、若い方にすごく目を惹いてもらえるようなチームとなっているんじゃないかなと思います。今の警察というのは違うなと、よさこいにも参加するということで優しさとか良いイメージを抱いていただけたらなと思います」
県警は10日の午後0時50分ごろから、追手筋本部競演場の西側交差点で踊りを披露する予定です。