高知けいばの騎手と子どもたちが「稲刈り体験」を行いました。太陽に照らされ黄金色に輝く稲が、子どもたちを迎えました。

30日に稲刈りを行ったのは、高知けいばの騎手18人と、園児~小学4年生までの子どもたち、およそ20人です。高知けいばの赤岡修次騎手の呼びかけで始まった社会奉仕活動の一環で、稲作体験は、今回で13回目です。

子どもたちは騎手とペアになり、何度も鎌を動かして稲を刈っていきます。作業の間は“将来の夢”や“好きなゲーム”の話など、会話も楽しんだようです。

◆小学生
「楽しかった!」
◆騎手
「なかなか積極的で、いっぱい稲を刈ってくれてセンスがあっていいなと思いました」

◆小学生
「1000束刈る!」
◆騎手
「あと1000束もやるん?あと1000束もやるみたいです…僕はそんなにもたないです…」

収穫したお米には、赤岡修次騎手が考えた「ファーストキッス」という名前がついています。この米には、甘みと適度な水分量があるのが特徴で、今年は例年より育ちが良く、収穫量も増えそうだといいます。

◆赤岡修次 騎手
「田植えから関わって、稲穂を見て『こんなに大きくなっている』ということを感じてほしいし、自分の手で刈る作業は、自分たちも初めてやった時は楽しかったですし今でも楽しいので、これからも毎年続けられたらなと思います」

収穫した「ファーストキッス」は、高知市の特別支援学校などに寄贈され、給食などでふるまわれます。